あなたは、他人を無意識に傷つけていることに気付いているでしょうか。目の前の相手も、あなたを傷つけることがありますが、それも無意識であることがあります。本人には、自分の事が見えないのです。傷つけたくてそうしているのではなく、
気付かぬうちに相手を傷つけていることがある。
僕も同じです。「私はそんな事はない」という聖人君子もいらっしゃるかもしれません。しかし、多くの方が、時には無意識に相手を傷つけている事もあるのではないでしょうか。
傷つけた時の相手のリアクション
多くの場合、以下のような2つのリアクションが返ってくると思います。
①怒り・哀しみといった感情を表に出す(感情を素直に出す)
②傷ついていないふりをして何も言わない(感情を我慢する)
しかし、①の場合は相手も自分も同時に傷つきます。かと言って②の場合は何の学びもありません。①の方が「私は傷ついた」と教えてくれるので、むしろありがたいかもしれません。ただ、両方とも良い選択とは言えないと思うんです。そこで、選択肢の③を見てください。
③怒らず・悲しまず、傷つくような言葉だったと冷静に伝える。
どうでしょう。これなら、双方傷つかず、学びにもなります。しかし、
こんなの無理
と思いませんでしたか?
でも、僕は出来るようになりました。
もちろん、相手が望んでいる場合です。
中国の格言にこんな言葉があります。
「鳥は空気が見えない。魚は水が見えない。人間は自分が見えない」
この格言のような問題意識を持っていて、より良く成長したい・変わりたいと望んでいる人には伝えられます。
少なくとも僕はそう望んでいます。
③のような、効果的なリアクションをするための訓練を僕の経験からまとめたのが、「SRSBTメソッド」です。他にも様々な効果があります。
上司や家族・子供との摩擦など、人間である限りは避けられない葛藤かと思います。その解決に役立てば幸いです。
お読みいただきありがとうございました(*^^*)
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