※この記事は3部構成の「1章の記事」になります。次の記事に進むリンクは記事の最後にご案内しています。順番にお読みいただく事で、スキルをベースアップできるような構成になっています。
【1章】無意識に抑え込んでいる潜在能力を開放する「メタ習慣」（この記事）
【2章】メタ認知強化の習慣化「サルベージ・ルーティン」
【3章】ストレスや人生の堂々巡りの原因を根底から改善する技術「SBTメソッド」
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「メタ認知能力」を高めて、自身の潜在能力を開放する
これからお話することは、多少バカバカしいと思われるかもしれません。しかし、僕自身が、実際に体感していることなんです。
万人に備わっている優秀なAI「自動思考」
まずは「自動思考」について知りましょう(*^^*)
皆さんは行動を起こす前に
「ああしたほうがいい…」
「こうしたほうがいい…」
「こうしよう…」
「こうしてみよう…」
「それがいい…」
「それはやめたほうがいい…」
などなど、頭の中で呟いている自分の意識や「独り言」に気づかれたことはありませんか？
これらを心理学では「認知スキーマ」とか「マインドトーク」とかと呼ばれています。つまり、あなたは潜在意識の自動反応的な言語の回路が働いて、思考しているのです。これらを、
「自動思考」
と呼びます。
また、この自動思考の80%ほどはネガティブな思考だと言われており、それは、太古からの人間の「考える癖」が現代に至っても大きく影響しています。その考えは「生存」という価値観が大きな割合を占めている為、危険を避けたいという本質的な欲望である「逃げる」「隠れる」という、どちらかと言うと、
消極的な「ネガティブ」な思考
に、偏りがちです。
太古の昔から比較的近年まで、人間であっても死の危険と隣り合わせでした。肉食獣に食べられたり、地震や自然災害など、疫病や戦国時代には戦など、
「瞬時に判断して、即座に行動を起こす」
そうしないと、命を落とす危険と隣り合わせという期間が進化の歴史において、長い期間を占めていたんです。
その対応策として形作られたのが「潜在意識」の「自動思考」というものです。
もちろん、私たちの生活も、根底には「生存」という大前提位あります。そしてその「生存」があるからこそ、喜びや楽しみ・愛・友情といった充実感も存在しているわけです。そういった生活の中にはストレスも存在します。ここ100年ほどで人間社会は大きな発展を遂げ、その進化は今後益々加速していくでしょう。しかしその分、ストレスの要因も増えていることも実体かと思います。
実はストレスの原因は、この基本的にネガティブなりがちな思考である「自動思考」なんです。「自動」ですので便利なのですが、「自動」であるがゆえに停止することができません。結果として、超情報化された現代社会の情報量に振り回されることになります。「メタ認知能力」を強化すれば、この、時に「厄介な思考」を、逆にコントロールできるようになり、ストレスや怒り・哀しみ・悔しさという負の感情から開放されます。
ではどうやって「メタ認知能力」を高めるのか（概要）
最初にどんなことをするのか、全体像をお伝えします(*^^*)
怒りや悲しみを覚えた時に、その「自動思考」の原因となっている「根本原因」を探ります。一度だけでは難しいかもしれないので、何度も何度も潜在意識に「なぜ？」「なぜ？」と問いかけ、
深く問いかけていくと、
ふと、過去の出来事が思い浮かぶ時があります。辛かった出来事かもしれません。でも、それは人生を変える大きなチャンスなんです。
感情が生まれた時にはその感情に振り回されて、深堀りする余裕はないと思います。
いずれ、その場で出来るようになりますが、仕事中なども含め、感じたその場ですぐに深堀りが出来ない場合は、メモを残しておくのがおすすめです。自宅に帰ってから、
「あの時どうして嫌な気持ちになったのだろう」
「潜在意識（自動思考）は何を言いたかったのだろう」
と、振り返る事が「メタ認知能力」を高めるために、とても大切です。
潜在意識は1日に6万回思考していると言われています。
ですので、向き合う材料はたくさんあります。
出来るときに出来るタイミングで出来る範囲であせらずに
取り組んでみてくださいね(*^^*)
※超重要※「自動思考（潜在意識）」からのメッセージの扱い
恐らく多くの場合、ストレスの元は人間関係ではないでしょうか。当メソッドが特に効果的なのは、対人間である場合です。その時、潜在意識からメッセージを受け取った時の扱い方をご説明しますね(*^^*)
①「哀れみ」ストレスのお相手は「自動思考」の奴隷であるという事
「自動思考」を知るまでは、あなたも奴隷だったんです。振り回されるままに「悩み」、「苦しみ」、一喜一憂していたはずです。暴言を発したりしてあなたを気付付けるその相手は、「自動思考」の奴隷であるという事です。それは多少なりとも「哀れ」ではないでしょうか。
②「受け入れ」「お互いさま」と言う観点（二元性）
本来ならば後の記事である「SBTメソッド」の内容を少しここでお話しします。あなたにストレスを与えるお相手は、「良い面」と「悪い面」を持っています。これを「心の二元性」と言います。今あなたには「悪い面」を向けています。別の所では「良い面」を発揮しています。この「心の二元性」を「受け入れ」てあげる事。そして、あなたにも「心の二元性」があり、実はどこかで無意識に「悪い面」で他者を攻撃している事があるかもしれません。今ではなく、別の場所であなたは許されている可能性があります。そう考えると、「自動思考」を知ったあなたには「お互い様」という考え方が出来るかもしれません。
③「許し」目の前のお相手は一生スコトーマ（盲点）が見えない
スコトーマとは、心理的盲点のことで、人にはその人それぞれの心理的な盲点があり、認識できない情報があることをと言います。 「自動思考」を知ったあなたは、そのスコトーマに気付くことが出来ますが、目の前のお相手は、その盲点に気付かずに一生を終える可能性が高いです。その盲点は、子供を始め、子々孫々受け継ぐことになります。あなたの方が優位だと思いませんか？あなたには未来の可能性が広がっているんですから。見えていないのだから許してあげるという「許し」の観点で見てあげて下さい。
④騙されやすい人生
お相手は、「自動思考」という見えない何かに振り回されています。衝動や感情による不自由な人生を生きています。実は「広告」や「詐欺」をいうのはその不自由さに気付かない人たちを狙っています。「自動思考」を知らないという事は、そういった「悪意」に誘導されやすいんです。
どうでしょう。このような「人間の機能」を理解した本質的な見方をすれば、相手の攻撃があまり気にならなくなるのではないでしょうか。
むしろ「哀れ」に思えてくるものです。
セクハラや暴力には無効ですし、そういう場合は別の対処が必要ですが、言語的ハラスメントは「ただの音」、SNSの誹謗中傷も「ただの文字」です。心の中では、
「あー、ハイハイ、ずっと振り回されてくださいね～」
とか、考えていれば良いです。
誤解して欲しくはないのですが、これは一時的な対処法です。「メタ習慣」を取り入れ、「メタ認知」がさらに深まれば、「哀れみ」・「許し」、「受け入れ」が習慣になってきます。
自分が変わると、相手の態度や言葉が変わってきます。相手を変えようとせず、まずは自分を変える事。自分を変えれば行動が変わり、環境が変化してきます。
人それぞれ「価値観」「人生」「善悪」が違うという事に、心の底（潜在意識）から納得出来ます。
本来の力を取り戻せますし、無用なストレスからも解放されます。必要なストレスもありますが、そのストレスを引き受けるか否かを自分で選択できる人生に変わります。
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無意識に抑え込んでいる潜在能力を開放する「メタ習慣」の効果まとめ
このメソッドでは全メソッドのベースとなる「メタ習慣」を身に付けるアドバイスをしています。また「メタ習慣」を身に付け、継続することによって受ける恩恵については下記となります。
①衝動・感情（自動思考）に振り回されなくなる。
自動思考からの心や体へのメッセージに対して、それを無条件に受け入れる事を止めて、そのメッセージを吟味して、行動を選択できるようになります。これを、「本当の選択」と言います。特に対人関係に恩恵があります。
②客観的に考えられる
①より「本当の選択」が出来るようになり、衝動的・感情的にならず、冷静な状況把握と理性的な考えを基に、発言や行動が執れるようになります。
③騙されにくくなる（詐欺・宗教・悪意のある広告）
悪意ある様々な詐欺的行為は、あなたに自動思考による衝動的な反応を起こさせるように、あなたを揺さぶってきます。①②より、そういった揺さぶりに追い込まれて、間違った選択をする可能性が下がります。下記の2記事をお読みいただければ、「あなたに忍び寄る悪意」について、認識できますので、「正しい判断」の助けになるでしょう。
【記事】知っていれば安心！悪徳宗教の洗脳トリックについて解説します！
【記事】「メタ認知」で守れ！心のセキュリティ(*^^*)
このメソッドの重要なテーマ「自分の力で」
ここで少し、当メソッドの重要なテーマについてお話しします。
それは、
「自分のスキルとして身に付ける」
という事です。病気になった時に医者にかかるように、また、心の問題についてカウンセラーに相談することもあるでしょう。しかしその人は、あなたの事をどこまで理解しているでしょうか。病院をたらい回しにされたことはありませんか？そのカウンセラーは本当に信頼しても大丈夫でしょうか？
どんなに検査機器が発展しても、人間の思考を正確に捉える事は難しく、まだまだ「心の科学」という分野は発展途上です。
「心理学」の分野では概念としては語られていますが、実際に心の奥底にまで改善の手が届いていません。また、「脳科学」の分野でも同様に、特にこの科学と言う分野では、一般化・可視化できるものしか評価されないため、個々人の心の奥底までの改善方法については、言及しません。
何故なら、
心は世界人口分の「60億以上」存在しているからです。
このすべて、もしくは、多数派に共通している部分については研究や論文が発表されますが、一個人の心の中については語り様がないんです。
自分の心は自分にしか分からない。
自分の心のケアは、自分で行うしかないんです。
ですので、当メソッドでは
自分で力で出来るようになる事
を、重視しています。基本となる部分は、インターネットで調べればわかる範囲の事もあえてご説明しているぶぶんもあります。但し、
最終的にお伝えしたい事については、
心理学や脳科学でも語られない部分、触れたがらない部分についてまで掘り下げて説明していますので、
ぜひ最後までお読みくださいね(*^^*)
【2章】メタ認知強化の習慣化「サルベージ・ルーティン」
サルベージ（salvage）とは、もともと「沈没船の引き上げ」「遭難した船の貨物救助」などの意味を持つ言葉です。 IT業界では「データを引き上げる」、つまり不具合でデータを読み込めなくなった記憶媒体からデータを取り出す作業のことを指します。 同じ意味を表す言葉として「データ復旧」「データ復元」などがあります。
当メソッドでは、「心の奥深くに眠る人生の根底に影響する思考パターン」を「掘り起こす」という意味で「サルベージ」という言葉を使っています！
まるでそれは「沈没船に眠った」「宝箱」を引き上げる作業であるからです(*^^*)9
※超重要※「メタ習慣」を力に変えるめちゃくちゃ重要な独自テクニックを公開
「サルベージ・ルーティン」では、メタ認知の強化習慣を「宝」変える、超重要なテクニックをご紹介しています。潜在能力を目覚めさせるための本当に重要な部分となります。
下記の記事で、ご説明しています。興味のある方はぜひご覧ください(*^^*)b
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