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ケーススタディ(HSPその1)苦悩が喜びに

メタ認知

ファーストコンタクト

職場にIさんという男性がいます。

彼は、超「べき論者」で自分の正義を人に押し付けるタイプの人間です。ある意味HSPの天敵とも呼べる存在です。

僕は彼から2度ほど言葉の攻撃を受け、いわゆるモラハラですが、苦しみました。

「あなたは分かっていない」
「あなたは勘違いしている」

と、グイグイと、しかも一度は数人が見ている目の前で、もう一度は一人の同僚が見ている前でした。僕の自尊心はボキッと音を立てて折れました(笑)でも、Iさんタイマンはして来ないんです。

モラル・ハラスメント(モラハラ)とは「見えないDV(ドメスティック・バイオレンス、配偶者や恋人からの暴力)」と呼ばれ、殴る蹴るといった肉体的暴力でケガをさせず、暴言、威嚇、脅迫などの精神的暴力で追いつめます。 被害が周囲に理解されづらい点が課題です。

Google AI

その後、何かのすれ違いではないかと和解を求め、5度ほど話しかけましたが、完全にシカトされました。

その日からです。仕事中にIさんの事が頭をよぎるようになりました。

「こんな事をしたらまた抗議されるのではないか」
「これはIさんならどうするのだろう」

割と頻繁に、頭の中に浮かびます。

その頃は、まだ、「SRSBTメソッド」が充分な状態ではなかったので、「メタ認知」で交わすことが出来ず、併せて、夏の暑い倉庫の中での仕事も相まって、僕は体調を崩し、3カ月ほどは満足に仕事に行けませんでした。

上司には「暑いので体調を崩した」という事にしていましたが、後から考えるとIさんの一連の行動が僕の心身に多大な影響を与えていたという考えに行きつきました。

セカンドコンタクト

3カ月の体調不良を何とか乗り切って、Iさんのモラハラについては意識が向かなくなりました。体をしっかり休めたお陰です。

しかし、2か月ほど経ったころ、上司から声をかけられました。ある作業から「外れてくれ」との事でした。事実確認はしていないのですが、そういう事を進言するのはおそらくIさんであろうと予想しました。

分かっているんです。Iさんに悪気はない。これも「自動思考」のなせる業という事です。しかし、

これはある意味で、

「やはりあの人(Iさん)は僕の事を良く思っていない」

という確認をすることになってしまいました。その日くらいから、また仕事中にIさんのことが気になり始めました。

その頃には「SRSBTメソッド」の組み立てが出来上がりつつありました。

但し、人間の潜在意識は1日に6万回以上試行しているとの見解が通説で、そんな中で、Iさんの影響によって、また、体調が悪くなり始めていることに気付くのは少し遅れました。

しかし、ふと気づくことが出来ました。

「あ、僕はまたIさんを気にしている」

この瞬間です。体がふっと軽くなりました。頭の中もおなじくクリアになりました。

「メタ認知」が深まっていると「気付く」だけでもかなりの効果があるようです。

この体感は自分でも驚くほどの変化でした。それと共に、

いかに心の状態(ストレスなど)が身体に影響を与えているかという事をマジマジと実感する瞬間でした。

またそれは、

HSPの対抗策として「SRSBTメソッドが有効であるという手ごたえを感じた瞬間でもありました。

ピンチはチャンス

この事をきっかけに、「ピンチはチャンス」という事を実感できるようになりました。言葉自体は知っていましたが、実感には至っていませんでした。

「SRSBTメソッド」が実用レベルに近づいたのは、まぎれもなくIさんのお陰です。

また、生まれてこの方、様々な苦しみを味わったことがここに来て、

本当に、有意義な事だった。必要な事だった。

と喜びに変わった瞬間でもありました。

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